占いを学んだのに活動できない…実は“スキル不足”が原因ではない
はじめまして。
「正統派スピリチュアリスト」の育成を行っております、上山純慶(うえやま じゅんけい)です。
このブログを訪れてくださったあなたは、きっと「占いを学んだのに活動できない」「資格を取ったのに自信が持てない」と感じているのではないでしょうか。
実はその悩み、30代・40代・50代の女性の方から本当に多く寄せられます。
「せっかく占いを勉強したのに、一歩が踏み出せない」
「友人には喜ばれるけれど、お金をいただいて活動するとなると怖くなる」
そんな声を、私はこれまで何度も耳にしてきました。

占いのスクールに通い、資格を取得し、タロットやオラクルカード、西洋占星術などの知識や技術を一生懸命学んできた。友人や家族を占ったときには「当たってる!」「話してよかった」と感謝された経験もあるでしょう。
そのときには「私も人の役に立てるんだ」と嬉しくなり、自信につながったはずです。けれど──いざ「占い師として活動しよう」と考えると、不安が押し寄せて足が止まってしまう。
「私なんかが、お金をいただいていいのだろうか?」
「もっと上手になってからでないと恥ずかしい」
「失敗したらどうしよう…」
そんな思いが頭をよぎり、自信が持てずに行動できない。気がつけばまた新しい講座やセミナーを探してしまい、「もっと学べば大丈夫になるはず」と自分に言い聞かせている…。
もしあなたが今、そんな状態にあるなら──それは決してあなただけの問題ではありません。多くの方が同じように「占いを学んだのに活動できない」という壁に直面しているのです。
活動できないのは“スキル不足”のせい?
多くの方がこう考えています。
「私が活動できないのは、まだ占いのスキルが足りないからだ」
「もっと占星術を学べば、もっとタロットの精度を高めれば、ようやく自信が持てるはず」
実際に、私のもとに相談に来られた40代の女性もそうでした。
彼女は占いが大好きで、これまでにいくつもの占術を学び、資格も取得していました。けれども彼女は、「まだ自分には早い」「もっと上手になってからでないと、人に提供するなんてできない」と感じていたのです。
その思いから、さらに新しい講座を受けたり、別の占術を学び始めたり…。けれど学べば学ぶほど、「まだ足りない」「もっと準備が必要」と不安が膨らみ、結局、占い師として活動する一歩を踏み出すことはできませんでした。
これは特別なことではありません。むしろ、占いを真剣に学んできた人ほど、完璧を求めて「まだダメだ」と自分を追い込んでしまう傾向があるのです。
活動できない本当の理由は“スキル不足”ではない
では、なぜ占いを学んでも、自信を持って活動できないのでしょうか?
その答えはシンプルです。
本当の理由は「スキル不足」ではなく、「自分を信じる在り方」が育っていないから。
どれほど多くの知識や技術を学んでも、心の奥で「私なんてまだ…」「失敗したらどうしよう」と思っている限り、人前に立つことはできません。逆に言えば、スキルが完璧でなくても、堂々と活動できている人は存在します。
なぜなら、クライアントが本当に求めているのは「占いの精度100%」ではなく、「安心して相談できる存在」だからです。相談者は、自分の悩みを安心して打ち明けられる人を探しています。そのために必要なのは新しい占術や資格ではなく、“在り方の土台”なのです。
ここに気づかないまま「もっと学ばなければ」とスキル探しを続けてしまうと、永遠に自信は育ちません。むしろ学べば学ぶほど「まだ足りない」と感じてしまい、活動は遠のいていくのです。
だからこそ大切なのは、スキルに偏るのではなく、「自分を信じる在り方」を育てること。それこそが、私がお伝えしている「正統派スピリチュアリスト」の学びの第一歩なのです。
学んでも踏み出せなかった女性が気づいたこと
先ほどご紹介した40代の女性も、最初は「スキル不足だから活動できない」と思い込んでいました。いくつもの講座に通い、資格も手にしていたのに、「まだ自分には早い」と感じて、実際にクライアントを取ることはできなかったのです。
ところがある日、親しい友人から「ちょっと相談に乗ってほしい」と頼まれ、思い切ってタロットを使ってみました。彼女自身は「ちゃんとできるか不安…」という気持ちでいっぱいでした。
けれどもセッションが終わったとき、友人は涙を浮かべてこう言ったのです。
「話を聞いてもらえて、本当に気持ちが楽になった。占いの結果ももちろん嬉しいけど、それ以上に“私の気持ちを受け止めてもらえた”ことが救いになった。」
その瞬間、彼女はハッとしました。「必要なのは完璧なスキルじゃなかった。大切なのは、相手と向き合う“在り方”だったんだ」と。
そこから少しずつ、知人や紹介を通じてセッションを重ねていくうちに、「私でも人の役に立てるんだ」という確信が芽生えていきました。気づけば「活動できない自分」ではなく、「人の心を支える存在」として歩み始めていたのです。
必要なのは“スキル”ではなく“在り方”を育てること
多くの方が「もっと勉強しなければ」と思い込んでいます。けれども、本当に必要なのは新しい知識や占術ではありません。
大切なのは──
「私はすでに人の役に立てる存在なんだ」と信じられる、自分の在り方を整えること。
占いのスキルは、あなたがこれまでに十分に学んできたはずです。問題はそのスキルを「安心して差し出せる自分」であるかどうか。
在り方が整えば、今持っているスキルでも自信を持って活動することができます。クライアントにとって大切なのは、「どんな占術を使うか」ではなく、「安心して自分を委ねられる相手かどうか」だからです。
そして、この“在り方の土台”を育てることこそ、私がお伝えしている「正統派スピリチュアリスト」の学びの中心にあるものです。正統派スピリチュアリストは、占いの精度だけにとらわれるのではなく、クライアントを導き、支える存在としての心のあり方を大切にしています。
「まだ足りない」と不安を重ねるのではなく、「もう十分に学んできた。あとは自分を信じて歩き出せばいい」
そう感じられるようになるとき、あなたの活動は自然に始まっていくのです。

占いを学んだのに活動できない…本当に必要なのは“在り方”
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「占いを学んだのに活動できない」
「資格を取ったのに自信が持てない」
その原因は、決してスキル不足ではありません。あなたはもう十分に学んできました。
本当に必要なのは、自分を信じる在り方を整えること。在り方が育てば、自信は自然に芽生え、今のあなたのスキルでも堂々と活動できるようになります。
クライアントが求めているのは、「完璧な占いの答え」ではなく、「安心して心を開ける存在」です。そして、その在り方を大切に育てていくのが、私がお伝えしている 「正統派スピリチュアリスト」 という道です。
もしあなたが今、「そろそろ一歩を踏み出したい」「本当に必要な学びを始めたい」と感じているなら、それは大きな転機のサインです。次回の記事では、在り方を整えるための具体的なステップをお伝えしていきます。
ぜひこの機会に、メルマガでもさらに深い内容を受け取ってみてください。きっとあなたの活動のヒントになるはずです。

